【GAS】一行マクロ【ショートカットキー】
Googleスプレッドシートで作成したスクリプトをショートカットキーに割り当てて、1行マクロっぽく動かす方法を紹介します。
GASのショートカットキーの割り当ては、マクロの記録から行く方法と、マクロのインポートから行く方法とがあります。ほかにもJSONを編集する方法もあるようですが、これは私の調べが足りていないので少しだけ紹介します。
なお、GASで作成したスクリプトをスプレッドシートでショートカットキーで起動する方法は、今のところ、SHIFT+CTRL+ALT+数字の組み合わせのみのようです。
CTRL+mとかCTRL+SHIFT+Mとか試してみたけど、動きませんでした。
マクロの記録
Excelと同様、マクロの記録から行く方法です。
拡張機能→マクロ→マクロを記録の順にクリックします。
操作が自動的に記録されます。
適当に操作したら、開いているボックスの「保存」を押します。
新しいマクロのボックスが開くので、名前を適当に設定したら、ショートカットのところに番号を入れます。
画像にもあるよう、設定できるショットカットキーはCTRL+ALT+SHIFT+数字の組み合わせだけです。
「保存」を押すと保存されます。
そうすると、マクロを保存しましたというメッセージが表示されますので、スクリプトを編集を選んで、適当にスクリプトを編集してください。
スプレッドシートに戻ってショートカットキーCTRL+ALT+SHIFT+9を押すと、無事スクリプトが動きました。
注意
保存しないとうまく動かないです。保存はCTRL+Sでいけます。
最初の動作のときセキュリティ警告が出ます。
ショートカットキーに指定した数字や、マクロ名は「マクロの管理」で編集できます。
マクロをインポートする方法
最初にスクリプトを作ってから、あとでマクロにインポートし、ショートカットキーを設定する方法です。
まずGASでスクリプトを作成します。
スプレッドシートに戻り、拡張機能→マクロ→マクロをインポートを選びます。
注意:GASで保存していないと、「マクロをインポート」が不活性化したまま選べません。
あとは、マクロの管理で編集を選び、ショートカットキーを設定すればOKです。
今回、shortCutKeyTestはCTRL+ALT+SHIFT+3としました。
JSONを編集する方法
GASで歯車ボタンを押して設定画面を開きます。
チェックボックスの一番下にある「appscript.json」マニュフェストファイルをエディタで表示するをチェックします。
<>を押して、コードのエディタ画面に戻ります。
そうすると、先ほどまでは非表示になっていたappscript.jsonが編集できるようになっていますので、appscript.jsonをクリックします。
defaultShortcutの部分のうち、9となっているところを7に変更してみます。
スプレッドシートに戻って確認すると、こちらでもショートカットキーの数字が変更されていました。
なお、スクリプトをマクロにインポートした場合も、appscript.jsonに自動的に追加されます。
ただし、これは少し時差があるようでして、インポートしてすぐには反映していませんでした。この辺の仕様は不明です。
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