送検されるのは

毎月月末恒例、「労働基準関係法令違反に係る公表事案」が12月28日にも公表されていました。

https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/151106.html

仕事柄、毎月この公表事案についてはチェックしています。

チェックしていて気が付くのは、圧倒的に労働安全衛生法違反が多いことです。

ついで、最低賃金法違反。

労働基準法違反は数えるほどしかありません。

語弊を恐れずに言えば、労働基準法違反は、実はそれほど怖くはないのです。労基署は丁寧に指導します。労基署が発する是正指導、是正勧告の段階で、企業が挽回するチャンスはあります。そこでちゃんと対応していれば、まず送検されることはありません(だからと言ってわざと労働基準法違反をするのはもちろんだめです)。

怖いのは、労災です。

労災で大きな事故があった場合は、もうどうにもなりません。

特に人の命が係わるような事案については取り返しがつきません。

どんなに安全対策をしていても労災が起きることがあります。不運だったと片付けるのでなく、将来二度と同様な事故が起きないよう、対策を考えてください。

労災の手続が煩雑でお困りでしたら、社会保険労務士を利用し、企業としては安全対策に集中するのも一つの手だと思います。