TwitterAPIから「アプリケーションの停止のお知らせ」をもらった話。
- [記事公開]2022.05.03
- Twitter, TwitterAPI, アプリケーション停止, 停止解除
業界研究のためにTwitterAPIを利用しています。この前、「アプリケーションの停止のお知らせ」をもらい、かなりびびりました。
Twitterはスクレイピングを禁止しています。
Twitterの利用規約を読むと、次のようにスクレイピングを禁止しています。
(iii)Twitterから提供される(かつ該当する利用条件に従う場合にのみ提供される)、当社の現在利用可能な公開インターフェース以外の方法(自動プログラムか否かを問わない)で、本サービスへのアクセスもしくはその探索またはアクセスもしくは探索の試み(ただし、Twitterとの個別契約で特に許可されている場合は除く)(注:本サービスへのクローリングは、robots.txtファイルの定めによる場合は認められていますが、Twitterによる事前の同意がないまま本サービスのスクレイピングをすることは明示的に禁止されています)
引用元:https://twitter.com/ja/tos(ハイライトは筆者)
要するに、スパムとかサーバ攻撃をするなと言うことだと思います。当たり前ですよね。といってもすべてを禁止している訳ではなくて、ただし書きにありますよう、Twitterとの個別契約で特に許可されている場合は除くとありますから、TwitterAPIのアクセスキーを申請し、審査の結果承認されれば、申請した範囲での利用が認めれているのだと思います。
そこで早速私もTwitterAPIに申請しました。使うのはPHPとかPythonとかならかっこいいのですが、VBAです。それでも承認されましたので、別に使う言語はどれでもよいようです。
いきなり停止のお知らせが来ました。
TwitterAPIのアクセスキーを取得し、すぐには利用できませんでした
(私の技術的に^^;ムリポ)
ようやくうまく動くようになって、2回トライし1回は失敗(私の設定ミスがあったため)、1回は成功しました。
ほっとしてその日は作業を終了、翌朝起きてメールを開いたら、いきなり停止のお知らせが来ていました。
訳が分からなかったですね。かなり焦りました。私は利用規約をちゃんと読んで、人様に迷惑をかけないように、慎重に慎重に生きているつもりでしたが(相当のチキン)、知らない間にTwitterAPIの利用規約を間違えてしまったのだろうか?と不安になりました。
メール本文に異議を申し立てる先がありましたので、ダメもとで申し立ててみました。
発生している問題に関する説明のところには、ありのままに書きました。2回トライして1回は失敗し、1回は成功したこと、1回だけ成功したときに自分のアカウントで自動ツイートしたこと、利用規約の何を間違えたのかが分からないので教えてほしいことを書きました。
あっさり解決しました。
翌日、凍結解除のお知らせのメールが英文で来ました。
英文を機械翻訳にかけると、こんな↓内容でした。
Twitterには、不正なAPIキーを一括して検出して無効にする自動システムがあります。残念ながら、アプリケーションがこれらのスパムグループの1つに誤って巻き込まれたようです。 APIキーを再度有効にしましたので、ご不便をおかけして申し訳ございません。
よかったああああああああああああ。
今回かなり焦り、びくびくおびえていましたので、ほっとしました。
しかし、このアプリの停止、ぐぐったら身に覚えのない人にも容赦なくけっこうな頻度で起こっているようで、気の毒としかいいようがないです。
巨大なSNSだと、それだけ攻撃にさらされているということなのかなあ?と思います。
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