マイナンバーカードとマイナポイント – もらうための電子決済がない話

マイナンバーカードをようやく申し込みました。本当はいやなんですが、社労士としてやっていくなら、今後はこういった制度を積極的に普及していく立場になるんだろうナーという気持ちからです。もう一つ、ブログのネタになるからという下心もあります＾＾；

マイナポイントを受け取るには電子決済が必要

この度カードを受け取りました。さっそくマイナポイントやらを申し込もうとしました。そこで行き詰りました。私はマイナポイントを受け取る電子決済を一切持っていません。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_list/service_possible.html

マイナポイントのホームページで探したところ、唯一SMBCカードが私が持っている決済サービスの中で使えそうでしたが、

https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo9002196.jsp

私が持っているSMBCカードはオーナーズ用ですので、対象外ということが分かりました。

様々な電子決済サービスについて

マイナポイントのホームページを見ながら、さまざまな電子決済があるなと思いました。しかし、どれも私は利用していません。

nanaco、もっていません。セブンイレブンでアルバイトをしていますが、コンビニの製品は高いのでほとんど利用しません。底値でものを買う癖がついているので、どうしてもコンビニ商品は高いと感じてしまいます。

dカードのクレジットカードも、もっていません。私は支払いを一つに集約することで節約するようにしているので、クレジットカードを1種類しかもっていません。今回起業するに当たり、仕方なく会社用のクレジットカードを作りましたが、個人では1枚だけにしています。その唯一のクレジットカードはマイナポイントに対応していませんでしたorz

PayPay、もっていません。Yahoo!のアカウントは持っていますが、Yahoo!に私の決裁情報を握られるのが怖いので、PayPayを利用する気になれません。以前貴重品を落としたことがあり、そのときの経験から、スマホに価値を持たせることに抵抗があります。もしスマホを落としたらと思うと怖いのです。

LINE Pay、もっていません。そもそもLINEをスマホにインストールしていません。LINEって、海外に情報を横流ししていたアプリですよね？怖いので使わないようにしています。仕事でどうしても必要になったら使うかもしれませんが、積極的には利用する気になれないです。位置情報を勝手に収集しているのも気持ち悪くて仕方がないです。

ということで、マイナポイントはもらえない（もらうための電子決済がない）ことが分かりました。

ビッグデータにどこまで自分を登録するか

考えてみると、私は自分の個人情報をなるべくWebには登録しないようにしてきたなと思います。GoogleをはじめWebは大変便利ですが、あまりにも便利すぎて怖く、軽々しく利用することをためらいます。錬金術師ではないけど、こういうのは必ず対価交換だと思っています。便利さと引き換えに自分の個人情報を渡している気がします。

決済情報はその最たるものでして、電子決済を使ったが最後、私の趣味嗜好、買い物の傾向、どこの店で何を買ったか、今何にはまっていて何を食べているか、何を読み何を観ているかが、知らない間にビッグデータとして収集されてしまうんだろうなあと想像しています。

私一人の個人データなんてどうだっていいじゃないかと思う反面、怖さも感じるのです。

だって私は大好きな推しの作品のグッズも買うし同人誌も買います。それを誰かに詮索されたくないです。今それを悪用する人もいないのかもしれません。しかし、警戒はしていたいです。歴史を見れば（あるいは現在進行形で）人の思想や主義を攻撃するひどい国がありましたから。

日本が誇るホワイトハッカーのCheenaさんはGoogleを信用していないので(Torでブラウジングするのがデフォらしい)、私もGoogleには薄気味悪さを感じています。さすがに私はTorまでは使わないですが、Google検索を使うのは最近やめました。DuckDuckGoを使っています。

それでもブラウザはChromeを使っているし、GoogleドライブだのToDOだの、いっぱいGoogleを使っているくせに、と自己矛盾も感じています。私もいずれ完全にビッグデータにとりこまれてしまうんでしょうね・・・。開業にあたり本名をWebに公開しましたから、こんなのは本当無駄な抵抗だという気もします。