国立国会図書館の遠隔複写サービスについて – 地方民のアカデミックな楽しみ
国立国会図書館の遠隔複写サービスが(地方民にとって)便利なので利用しています。
https://www.ndl.go.jp/jp/copy/remote/index.html
利用者登録が必要
遠隔複写サービスを利用するためには、あらかじめ利用者登録が必要です。詳しい手続きはここでは紹介しません。説明のページをご覧ください。
複写を希望する書籍を検索
複写を希望する書籍を検索します。
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/
検索してヒットしたものを確認し、希望の書籍であれば、遠隔複写のボタンを押します。ボタンはログインしていないと表示されません。
複写箇所の入力
複写したい場所を詳しく入力します。ページ番号は正確に記入すべきですが、分からなければ章単位とか、論文名とか、ある程度その部分を特定しやすいように記入します。
申し込み時に入力・修正することもできます。
一度の申込みで30件まで
複写サービスは一度に30件まで申込できます。
申込カートを確認し、修正があればこの段階で修正します。
申込手続
遠隔複写申込手続画面。ここで住所やメールアドレス、電話番号を入力する。使用目的のチェックボックスは必ずチェックしていないといけない。
ここで発送先住所や電話番号、FAX番号を変更することもできます。メールアドレスの変更は、ここではできません。
入力が終わったら申込ボタンを押します。そのあとは、内容の確認があり、OKなら「この内容で申し込む」を押して手続きは終了です。
確認のメールが来ます。
料金
料金はA3用紙1枚あたり43円です。ほかに発送事務手数料250円がかかります。あと消費税と、それから送料実費がかかります。
https://www.ndl.go.jp/jp/copy/fee/fee1.html
昔全部で5ページ程度の論文を取り寄せたら、送料込みで1,000円もかかりませんでした。
東京まで新幹線で行き、国立国会図書館へ行って本を探し出し、自分でコピーするよりはるかに安いです。
ましてやコロナ禍、そうやすやすと東京へは行けません。
学生時代は金欠病でしたので(今も似たり寄ったりですが^^;)、自力で東京へ行ってコピーしていましたが、今はもう遠隔複写サービスを利用しています。大変ありがたいサービスだと思います。
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