国立国会図書館の個人向デジタル配信 – 地方にいながら貴重な本が読める

国立国会図書館が2022年5月19日から、絶版になった本など入手困難な資料を、個人がネット経由で閲覧可能にする「個人向けデジタル化資料送信サービス」を始めました。さっそく使ってみました!

利用にはアカウントが必要

個人が使うためには国立国会図書館の利用アカウントが必要です。詳しくはサイトの説明を読んでください。

国立国会図書館オンライン – 個人向利用手引き

私は以前作ったアカウントが残っていたので、さっそくログインしてみました。

インターネット公開は160万点以上!

検索画面を開くと、オンライン閲覧可の下にインターネット公開の選択肢がありました。

詳細検索画面
詳細検索画面

試しにインターネット公開だけで検索してみると

インターネット公開だけで検索した結果
インターネット公開だけで検索した結果

160万件以上がヒットしました。すごいな!

さっそく検索してみる

今調べている案件で、参考になるものがあるかなと思い、”労働基準法”で検索してみました。キーワード労働基準法で、タイトルに労働基準法を含むインターネット公開しているものは・・・・?

労働基準法で検索した結果の画面
労働基準法で検索した結果の画面

28件がヒットしました。

国立国会図書館でデジタル化された書籍のうち、絶版等の理由で入手が困難なものが公開されているようです。

当面、インターネット公開されたものは印刷(プリントアウト)はできないそうです。

実際に読んでみた

こちらが、実際に読んでみた画面の一部です。利用規約上、書籍のスクリーンショットを載せることができないので、インターフェースがどんな風なのかだけ、つかんでいただければと思います。

インターネット公開された書籍の画像の一部
インターネット公開された書籍の画像の一部(利用規約に違反するので書籍そのものは画像加工して載せていません。だいたいのイメージをつかんでいただければと思います)。

拡大縮小できますので、読むのに支障はありません。

図書館の方たちが一つ一つ丁寧にスキャンしたのでしょうか。ありがたいことです。

公開対象のリストは、半年に1回程度更新するそうです。