初めての確定申告(個人の感想です)
初めて青色申告、消費税申告をしました。その感想です。
税務署
税務署には何回か足を運びました。
いずれのときも、対応してくださった職員の方はどなたも親切でした。
分からないことは分かるまで調べてくれました。
「税務署に聞いたら藪蛇になるかも!?」という心配は杞憂でした。
辛かったのはずっと立ちっぱなしだったこと。
申告会場は3階にあって、広いフロアに帳票を記載する台が設置してあって、椅子はゼロでした。
私の場合、消費税の還付申告の相談でかなり込み入ったことを聞いたので、調べてもらうのに時間がかかり、かれこれ1時間半立ちっぱなしとなりました。
月次チェック
今回確定申告するにあたって、私は自分の帳簿付けの何がダメだったか分かりました。
私は日々の帳簿付けをまあまあやっていた方だと思うのですが、月次でのチェックが不足していました。
月次で何をチェックするかというと、損益計算書と貸借対照表のチェックです。
私はこれを全くしてこなかったので、1年間まとめてやる羽目になりました。その結果、変な会計処理をしていた個所を特定するのに時間がかかりました。
会計ソフトを調べてみたら、最初から月次でチェックすることができるレポートが用意されているのですね。知らなかったです。今後はこれを利用していこうと思います。
電子取引ファイルの整理
電子取引にかかるファイルは会計ソフトのファイルボックスに入れて、一つ一つの取引に添付することができます。
これも私はこれまで知らなかったので、一年分をまとめてやる羽目になりました。
毎日やるべきでした。
メールに添付してある領収書はダウンロードして会計ソフトにアップロードし、取引に紐づけます。
電子ファイルに対するタイムスタンプの付与や索引は会計ソフトが勝手にやってくれるようですが、ファイルの発行元がどこかは自分で入力する必要がありました。
会計ソフト
会計ソフトはfreeeを使っています。ところが、年明け早々確定申告をしようとしたところ、確定申告の帳票は新年度分には未対応でした。
税理士さんたちのブログを読んだところ、会計ソフトの帳票対応はいずれも遅いようです。たいてい1月中旬から2月にかけてだそうで、1月4日に確定申告をしてしまう(情報強者である)税理士さんたちは使わないそうです。
私も今回会計ソフトの確定申告の機能は参考程度に使い、申請そのものは国税庁のサイトを利用して作成しました。
二度手間ですが、私は確定申告の仕組みそのものを分かっていないので、勉強しがてら値を入れていく作業はそれほど負担にはなりませんでした。学ぶことは常に楽しいのです。
今後も会計ソフトは使わず、国税庁のサイトを使おうと思います。
郵送
今年は郵送で申告しました。
会場で申告しても、郵送で申告しても、税務調査にくる確率は変わらないそうです(どこかのサイトで読みました)。窓口で提出したときにざっくりチェックされるかもしれないけど、受付するだけであって、私の申告に問題がなかったというお墨付きがもらえるものではないということでした。
私は税理士ではないので、この↑情報は間違っているのかもしれませんから、悪しからずご了承ください。
窓口提出しても郵送提出しても変わらないなら、さすがにもう何度も税務署に行くのもしんどいので、収受印をもらうための控と返信用封筒を同封の上、今年は郵送で提出しました。
正直今の時期は花粉症がひどいので出歩くのは辛いです。混雑しているところに行きたくないですし。
まとめ
自分で確定申告をやってみて、つくづく「税理士さんはありがたい」と思いました。
私は節約のために自分で今回申告しましたが、お金があれば税理士さんに頼みたかったです。
一方、帳簿のつけ方や貸借対照表のチェックの仕方が分かったのはよかったです。やはり自分でやってみることは大切だなと思いました。
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