いろいろな帳簿つけ

私は社会保険労務士ですが税金の質問をもらうことがあります。

いつも「私は税理士ではないのでお答えしかねます」と言って断るのですが、義母からの電話だとそう言う訳にもいかず・・・(義父母は自営業)。

インターネットで調べて、分かる限りでお答えしましたが、結論は「税務署に聞いてください」です。今回の義母の質問は複雑すぎて、一般論で答えられるレベルではありませんでした。

ところが、

「今行ったら混んでるから行きたくないのよね・・・」

とのこと。

ああそうか、そういえば今確定申告の時季でしたね。自分の分はとっくに終わっていたので忘れていましたヨ。

義母の話では、申告相談会の会場は大変こみあっており、駐車場もいっぱいだとか。

「1月に行けばよかったではないですか?私が1月に行ったときは比較的すいていましたよ?」

と言ったら、

「1月は忙しかったのよね・・・」

とのこと。確かに、義母は1月は忙しかったようです。

義母の帳簿付けは大変ユニークでして、複式簿記ではありません。一番最初の確定申告のとき税務署に相談に行き、現在の形になったとか。その代わり、青色申告特別控除は10万円にしているのだそうです。

複式簿記に慣れてしまうと義母の帳簿はかえって私には分かりにくく、しかも全部手書き、手計算です。これまで関わらないようにしてきたのですが、せめて領収証の整理など単純作業は手伝おうと思いました。来年は1月に自分の分が終わったら手伝いに行きます。