雇用保険の訓練給付

いつも朝聞いている社労士のラジオが、雇用保険の給付制限期間を緩和することで労働移動が増えるか?というテーマでした。

その中で訓練給付のことが話題になったので、少しだけ自分の体験談を書きます。

昔開業する前、工場で働きたく、ポリテクセンターに通って訓練を受けていました。

そのとき雇用保険から訓練給付が出ました。私は自己都合退職でしたから、3か月間の給付制限期間があるはずだったのですが、退職後すぐにハローワークへ行ってポリテクを知り、説明会に出てみたところとてもおもしろそうだったので入校を申し込み、翌月から訓練に参加することになったところ、3か月の給付制限期間にも関わらず訓練給付が振り込まれてびっくりしたものでした(←社労士のくせに無知だった)。

訓練期間は6ヵ月でした。その間工場のライン制御についてかなり濃く学びました。プログラミングを教えてくれる授業もあり、Javaについてひとおり学びました。

訓練して仕事に結びついたかというと・・・残念ながら工場の就職先は見つからず、社労士として開業することにした訳ですが、この辺は人によるとしか言えません。

私の場合どうしても地元で働きたいというこだわりがあったので、就職先を探す範囲が狭かったせいもあります。

就職する土地を選ばないのならきっと就職先はあったのかも。

それから、ポリテクと工場の結びつきは結構強いですね。

一人でも卒業生が入った工場では、引き続きポリテクから採用しようという流れがあるようです。

ポリテクセンターの職員も、訓練生たちの就職先を確保するために熱心に企業に働きかけしてくれているようです。

人材不足に悩む企業さんや、就職先を探している方は、一度検討してみてはいかがでしょう。