労働者からの相談

わが事務所は労働者からのご相談も受け付けています。

今のところ件数は多くないのですが、メールで受け付けて、ご要望があれば電話で1時間だけお話を聞くということをやっています。

初回は無料にしています。話をしやすい、しにくいといった相性があると思うので。

なるべく親身になってお話を聞いております。

やはり多いのがいじめ、パワハラ問題。

話を聞いていると、相手の辛さが伝わってきて胸が痛くなることがあります。

話を聞くときはなるべく冷静に、第三者の立場で俯瞰して・・・と心がけていますが、いやあこれが難しくて・・・。

ついつい私もぽろっと涙が落ちることがあります。

私もいじめられたことがあります。新潟にいたときですので、まだ子ども時代です。言葉の暴力と、肉体への暴力、両方を経験しました。

えてして加害者は忘れてしまうんですよね、理不尽ですが。

何年も経ったあるとき、加害者と話をしたことがあって、そのときに、その人は自分がいじめをしたことの自覚すらないと知って、愕然としたことがあります。

でも、被害者である私は覚えています。

あれから何十年経ったのに忘れることはできないです。応報感情はだいぶ薄れましたが、当時の苦しい気持ちや悲しい気持ちは薄まりません。

パワハラを受けたという相談者さんも、おそらく今そういう苦しい気持ちになっているのだろうと思うと、同情を禁じ得ません。できる限り親身になってお話を聞くようにしています。