学童保育向メール顧問サービス
サービスの概要
学童保育向メール顧問サービス(以下本サービス)というのは、学童保育を運営する保護者会を対象とするメールでの労務相談です。実際に面談してお話をうかがうのではなく、メールのやり取りになります。電話でのご相談は、原則お受けしません。
対象は、小学校の放課後児童クラブなどの、学童保育を運営する保護者会に限定しています。野口がかつて学童保育を利用していた当時、親だけで運営する保護者会で苦労した経験から、このようなサービスを提供することにいたしました。
一般企業向ではありません。一般企業におかれまして、通常のメール顧問サービスをご利用ください。
本サービスは、スポットでのサービスとなります。
社会保険労務士の顧問契約では最低でも1年間以上長期にわたって契約することが多いのですが、
「そんなに長くは払えない」
「相談のない月も払うのはちょっと・・・」
「学童保育の保護者会は半年で役員が交代する。今の役員では社労士のサービスを受けることに同意を得ているが、次の役員会もそうだとは限らない」
といったご意見をお聞きし、本サービスは必要なときだけ(おおむね1か月程度)提供するサービスといたしました。
料金
料金は22,000円(税込)です。
ディスカウントには応じていません。
スポット契約ですので、前払いでお願いします。後払いでお願いしたいとのご要望には応じかねます。
本サービスは非営利団体である学童保育の保護者会向のため、一般企業より安く料金を設定しています。営利企業である一般企業の場合は別料金(別サービス)となります。安いからといって、一般企業がこちらのサービスをご依頼くださいましても、対応できません。
相談できること
- 労働基準法や健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などの法律相談
- 割増賃金の計算方法
- 残業対策についての相談
- 労働時間制度に関する相談
- 年次有給休暇に関する相談
- 単月分の賃金チェック、勤怠管理の適正チェック
等々。
要は、人を雇ったときに生じる問題や悩みをご相談ください。
学童保育においては、アルバイト指導員をメインに雇うことになると思います。アルバイトの場合は就業時間数によって有給休暇付与の日数が異なります(比例付与といいます)。細かい計算や、全労働日の8割以上の出勤をどう計算したらよいか等、こまごまとして専門的な相談は、基本的には労働基準監督署などの公的機関が相談にのってくれます。しかし、保護者会役員の保護者は、昼間は別のお仕事をもって働いている方が多いと思います。公的機関が開いている昼間に問い合わせすることができる保護者は少ないと思います(私もかつてそうでした)。
そんなときに、本サービスをご利用ください。
なお、ご相談の内容によっては、こちらから必要となる資料の提示をお願いする場合があります。
例えば、就業規則、労働契約書、賃金台帳や勤怠管理表などです。秘密は厳守します。
相談できないこと
- 就業規則の修正、または新規作成(当事務所において別メニューとして存在するため)
- 労働基準法や健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などの申請書類作成と提出代行(同上)
- 助成金の相談、申請書作成、提出代行(同上)
- 税金のご相談(専門外のため)
- 人格なき社団の届出をした方がよいのか、届出をするにはどうしたらよいか(専門外のため)
- 入所願書の審査が大変なので手伝ってください(あるいは、審査を代わりにやってください)→これは、できません。
- 問題のある保護者に学童保育クラブをやめてらもいたいが、代わりに言ってほしい(できません。代理行為は弁護士法違反になるため)
- 大量の、労働時間・給与・未払い賃金の計算(過去2~3年間分をさかのぼって労働時間、給与、未払い賃金の計算をしてほしいといったご相談の場合、どういう計算をしたらよいか、注意すべきポイントやどうすれば効率的に計算ができるか、やり方をご指南することはできますが、計算自体はあくまでお客様がやる作業となります。こちらではやりません。当事務所においてはすべてを一人でやっており、限界があるため)
また、当然のことではありますが、非合法のばれないやり方を教えてほしいといった、アンモラルなご相談はお受けできません。
社会保険労務士ではない方からのお仕事のあっせんもお断りします(社労士法第23条の2違反のため)。
ご相談の流れ
手順①
下記フォームからご依頼をお願いします。
手順②
返信メールが自動的に届きます。これは、ご記入いただいたメールアドレスが正しいことを確認するためにお送りしているメールです。
手順③
私から「【メール顧問サービス】お問い合わせについて」と言うメールをお送りします。
だいたい48時間以内に送信します。
その際、ご相談内容をもとに一般的な回答をいたします。
また、詳細で正確な回答をするのに必要な情報について、ご案内させていただきます。
ここまでは、料金は発生しません。
この時点で、サービスが不要となりましたらその旨お知らせください。
このメールに料金の振込先も掲載してあります。
手順④
3日以内にお振込みください。振込手数料はご負担ください。
手順⑤
手順③のメールに返信する形で、ご相談内容をお知らせください。
手順⑥
手順④のお振込みを確認でき、かつ、手順⑤のメールのご返信がありましたら、だいたい5営業日以内に回答します。それ以上かかるような複雑な質問には、どれくらいで回答できそうか、お知らせします。
手順⑦
手順⑤と⑥を繰り返します。
期間は、最初にご質問をいただいてからおおむね1か月ほどを想定しています。
以上です。