群馬では従業員30人いたら大企業

群馬に住んでいます。群馬では従業員が数名程度の小さな企業が多いです。30人もいたら大企業という印象です。

鶴舞う形の群馬県(いらすとやさんから)

昔研修で東京へ行き、従業員30人程度の企業をテストケースにしたグループワークで、東京都で働く講師(社会保険労務士)が「30人程度なので中小企業・・・・」と発言し、出席者から「30人もいたら静岡では大企業だよ!」「あ、群馬もです」「そうだそうだ」と突っ込まれていました。

この辺は都会で暮らす社労士さんと地方で暮らす社労士さんとではだいぶ感覚が違うのかなと思います。

なぜこんなことを書くかというと、知り合いの就職が決まり、話を聞くと従業員30人以上の企業だったので、「すごいね!大企業だね!」という会話をしたからです。

いや、待てよ。確か法律では中小企業の定義は製造業の場合、”資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人”のはずだった、従業員が30人じゃあ、大企業とは言えんな・・・と我に返りました。

でも、群馬では30人も働いていたら大企業だわ、なんでだろ・・・と内心ひとりで考えていました。

なんでも、なぜもないですね。群馬は人がいないからです。

見渡す限り、群馬では人影がまばらです。住宅街でも空き家が多く、人の空洞化が激しいです。そんな群馬で、働く人がたくさん集まってくる企業は貴重なのでした。