対話の重要性

毎朝聞いている社労士向けラジオでの話題です。

人材育成や組織開発の取り組みにおいて、対話が重要だとのこと。

それを聞いて、以前どこかで見た動画を思い出しました。確かTEDでしたでしょうか・・・?

創造性は、人との対話をしているときに最も発揮されるというものです。

クリエィティブな瞬間というのは、リフレッシュしたときとか、素晴らしい景色をみたときとか、なにか特別な芸術に触れたときに発揮されるものではなく、普通に人と人とが会話をしているときにこそ、発揮されるのだそうです。

もう一つ、マイケル・サンデルさんの本を思い出しました。”これから『正義』の話をしよう”だったか・・・?

これも対話を重視した本でした。

あなたが運転している路面電車が暴走して止められなくなり、このままだと線路上にいる作業員5人をひき殺してしまう。ハンドルを切って引込み線に入ればその5人は助かるが、そちらの線路上にいる別の作業員1人をひき殺すことになる。何もしないことで5人を死なせてしまうのと、あえてハンドルを切って―つまりあなた自身の意志で―本来死なずに済んだはずの別の1人をひき殺すのと、どちらが正しい選択なのか、といった、簡単には答えの出ない倫理的ジレンマを扱った本

https://vergil.hateblo.jp/entry/20100819/1282224000

こういう答えの出ない問題を、対話で解決に導いていこうとする試みはおもしろいと思って読んだものでした。

組織をつくるときにもやはり対話が重要だと聞いて、納得しました。