群馬県高崎市の学童保育の運営主体について

高崎市の学童保育の運営主体について、現在までに私が調べた限りのことをこちらに書いておきます。

放課後児童クラブ – 高崎市

公営は4

高崎市が直接運営しているのは4か所のみ、倉渕学童クラブ、箕郷東小げんきっこクラブ、箕輪小わんぱくクラブ、車郷小みつばちクラブの4クラブです。

令和3年(2021年)福祉部事業概要【令和2年度(2020年度)実績】 – 高崎市福祉部”https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011700253/files/R3jigyougaiyou.pdf”(20221114現在はリンク切れ)

委託は1

市が委託しているのは1か所のみです。吉井東学童保育クラブを高崎市社会福祉協議会に委託しています。

民営は6

民間の社会福祉法人などが運営しているのは6か所ありました。

学校保人柘植学園が運営している中居アフタースクール、社会福祉法人清光会が運営している箕郷児童クラブいずみ、箕郷児童クラブいずみ第二と、社会福祉法人みどの福祉会が運営している新町第一小児童クラブ、新町こどもクラブ「虹」、新町こどもクラブ「空」です。

ひょっとしたらほかにもあるのかもしれませんが、Web情報だけで確認できたのはこの6か所のみです。

保護者が運営が80以上

それ以外が保護者が運営しているということになります。

確実に保護者が運営しているかどうかというのは、Web上の情報だけでは分かりません。正確な数字は不明です。

確実なのは、高崎市に100ある学童保育クラブのうち、半数以上が保護者運営であるということです。

このうち、人格なき社団として登録してあるところが26か所ありました。意外にも多いなという印象です。収益があるところもあるのでしょうか?だとしたら、すごいな!と思います。

ちなみに、私の子どもがお世話になった学童保育クラブは人格なき社団にはなっていませんでした。

社労士としての関わり方を模索

これらのうち、私が社労士としてかかわろうとしているのは、保護者が運営しているところです。その他の法人が運営しているところにも、ご依頼があれば喜んで対応いたしますが、喫緊で社労士のニーズが高いのは、保護者だけで運営しているところではないかと思うのです。

今回調査に労働保険適用事業場検索を使いましたが、その過程で、労働保険の適用からして足りていないな!と感じるクラブや、労働保険に届け出た住所が古いまま?と思われるクラブがあり、大丈夫かな?と心配になりました。

私ができるのは、学童保育で働く指導員の先生たちの労働環境の整備です。労働保険の適正な手続きや、就業規則の整備、労働時間管理などでお役に立てると思います。

学童保育そのものの運営自体にはお役には立てません。例えば、入所願書の審査をするとか、保育料を滞納している保護者に催促するとか、先生に支払う給与から天引きした住民税を銀行から各市町村へ振り込むといったことは、保護者会のお仕事であって、私にはできないお仕事になります。